小さい者も大きい者もそこにおり、 奴隷も、その主人から解き放される。
わたしは知っている、あなたはわたしを死に帰らせ、 すべての生き物の集まる家に帰らせられることを。
そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、
ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。
彼らはまた高いものを恐れる。恐ろしいものが道にあり、あめんどうは花咲き、いなごはその身をひきずり歩き、その欲望は衰え、人が永遠の家に行こうとするので、泣く人が、ちまたを歩きまわる。
風をとどめる力をもつ人はない。また死の日をつかさどるものはない。戦いには免除はない。また悪はこれを行う者を救うことができない。
低きも高きも、富めるも貧しきも、共に耳を傾けよ。
捕われ人も共に安らかにおり、 追い使う者の声を聞かない。
なにゆえ、悩む者に光を賜い、 心の苦しむ者に命を賜わったのか。
谷の土くれも彼には快く、 すべての人はそのあとに従う。 彼の前に行った者も数えきれない。
彼らはひとしくちりに伏し、 うじにおおわれる。